チャットレディとして活動する中で、SNSを使ってファンとの距離を縮めたり、集客に活かしたりする方も増えています。
ですが、気を抜くと「身バレ」や「トラブルの火種」になるのがSNSの怖いところ。
今回は、チャットレディがSNSを利用する際に知っておきたい「個人情報を守るコツ」を解説します。
1. 投稿内容で身元が特定されるリスク
何気ない日常の投稿でも、情報が積み重なることであなたの身元がバレることがあります。
- 投稿時間や位置情報から生活圏が特定される
- 職場の制服・自宅のインテリア・地元ネタがヒントになる
- 過去の投稿と照らし合わせて「この人だ」とバレてしまう
対策:写真を投稿する前には、背景や映り込みを必ずチェックし、投稿後の「追跡可能性」も考えるクセをつけましょう。
2. SNSとチャット用アカウントは絶対に分ける
本名アカウントとチャット用アカウントを混在させるのはNG中のNGです。
プロフィール写真やハンドルネームが似ているだけで、検索で簡単にたどり着かれてしまうことも。
- 完全に別名義のアカウントを用意する
- フォロー・フォロワーに本名の知人を入れない
- 同じアイコン・文章表現を使い回さない
対策:チャット用アカウントは「別人格」として切り離して運用することが鉄則です。
3. 写真のExif情報を必ず削除する
スマホで撮影した写真には、撮影日時や位置情報(GPSデータ)が埋め込まれていることがあります。
これを「Exif情報」といい、悪意あるユーザーに抜き取られると、あなたの居場所がバレる原因になります。
対策:
- iPhoneなら「位置情報をオフ」にしてから撮影
- 投稿前に画像のプロパティを確認して削除
- 無料のExif削除ツールを活用
4. DM(ダイレクトメッセージ)は慎重に
お客さんからDMが来ることもありますが、気軽に返信しすぎるとトラブルの元になります。
- プライベートの会話を誘導される
- 個人情報や連絡先を求められる
- 言葉巧みに依存や恋愛感情を植え付けられる
対策:DMは原則無視 or 最小限。必要なら「決まったテンプレート」で応答し、深い会話はしないことがポイントです。
5. 自撮りや声の投稿にも注意
声・顔・雰囲気から「知り合いにバレた」という事例は意外と多くあります。
加工やマスクでは防ぎきれないことも。
- 自撮りは角度・構図を固定化せず工夫する
- 音声投稿は避けるか加工アプリを使う
- 動画は特に慎重にチェック
「これはバレないだろう」は通用しないと心得ましょう。
6. SNSの使い方を定期的に見直す
SNSは便利ですが、あくまでツールであり、あなたを守ってくれるものではありません。
・誰が見ているかわからない
・どこから情報が漏れるかわからない
そんな前提に立って、常に「公開前に1分チェック」する癖をつけておくと安心です。
まとめ:SNSは便利な分「危うさ」も併せ持つ
チャットレディがSNSを活用するのは今や当たり前の時代です。
でも、その便利さの裏側には、常に「身バレ」「トラブル」「誹謗中傷」のリスクがあることを忘れてはいけません。
安心して活動を続けるために:
- 投稿前に内容・背景・情報を見直す
- 仕事用アカウントと私用アカウントを絶対に混ぜない
- 画像の情報は削除してから投稿
- DM対応は慎重に、境界線を守る
- 声や顔からの特定にも備える
あなた自身の安心と自由を守るために、SNSを「使われる」のではなく、うまく「使いこなす」意識を持ちましょう。